モンネルムの犬

1度の人生を面白おかしく生きたい人間の記録

服を処分、購入するコツを掴めるかもしれない

Netflixで配信中の「KONMARI〜人生がときめく片付けの魔法」を観て、ちょうど部屋を綺麗にしたかったので良いと思ったものを取り入れてみました。近藤麻理恵さんは「こんまり」という呼び名はどこかで聞いたことがある程度で、いままでのご活躍は存じていませんがとても参考になりました。

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片付けをしながら出演カップルの出会いや今の生活を紹介、そこから今後の生活の指針という片付けの理由付けについてを見せる構成で、みんな苦労しながら物を減らしていきます。片付けかたについては初回が一番詳しかったので、手っ取り早く確認するには最初の数回だけでもいいのかも。かといってさほど特殊な手法を使っている感じではなく、主に精神的な話が参考になりました。

服に関しては「手持ちの服を全て積み上げ、一枚ずつ手にとって『ときめく』かどうかを確認する。そして処分する服にはきちんとお礼を言う」というのがおおまかな流れで、このやり方は良いように思えたので、早速実践してみました。

服を積み上げた段階で「こんなに持ってるの」という驚きとそのうちほとんどを着ていない罪悪感があります。(作中でも「こんなに持ってるなんて恥ずかしい」と言った方がいて、そう思う気持ちがとてもわかる)

そこから一枚ずつ確認して、お礼を言って選別していきます。うちは部屋にあった(積み上げる前は服がつっこまれていた)ikeaのSKUBBに45Lのゴミ袋をセットして、そこに入れていきました。

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作中で近藤さんが「捨てると思うと心苦しいけれど、自分に似合わないということを教えてくれたので無駄ではない」というようなことをおっしゃっているのですが、これが「きちんと手にとってお礼を言って処分する」という行動とすごく噛み合います。

物質的に豊かでなく、生死すら危うい環境ならまた違うものの、いまの日本で生活していて無駄な買い物を一切しないというのはとても難しい話です。

自分のクローゼットにも買ったもののほどんど着ない服が何着もありました。それらを一枚ずつ手にとってよく確認することで「色が気に入って買ったけど自分には似合わなかったな」「気に入って沢山着たけど、今は自分には別の形のほうが似合うことがわかったからもうあまり着ることはないな」「形は好きだけど、もう少しきちんとして見える素材が着たいと思うようになったから、最近はあまり着なかった」など自分が着ない理由をじっくり考えることができて、これが今後の似合わない服の衝動買い予防になると感じました。

逆に気に入っている服は「これはもうくたくたになってるけど肌触りがいいから今後も部屋着として着たい」「ちょっとくたびれて来てるけど、軽くて暖かいからコートの中に着たい」など服を選ぶときに重視する部分(自分の場合は肌触りや重さ)の確認が改めてはっきりできます。これも衝動買いの予防に繋がると思います。

今までなら「でもまた夏になったら着るかもしれない」「いつか必要になるかもしれない」と保留にしていた服も、他の服を選んでいくうちにある程度自分の重視する点が掴めてきたので、すんなり手放すことができました。いままでどうもありがとう。

このやりかたで45Lの袋に2つぶんも処分するものが決まりました。もったいないことをして、服にも自分のお金にも悪いことをしたなと反省しています。

でも、ただ「もう買わない」と極端な気持ちになることもなく落ち込まずにいられたので、今後は今回自覚した「自分の重視するポイント」をきちんと考えて、じっくり長く着られる気に入った服だけを選べるようになるといいなと思います。

番組では服以外にも書類や本の整理についても紹介していましたが、自分は本と紙が多いのでそっちは手間取りそうです。ヤダ〜〜