モンネルムの犬

1度の人生を面白おかしく生きたい人間の記録

三菱一号館美術館で 《ルドンー秘密の花園》を鑑賞して来た

三菱一号館美術館で開催中の「ルドンー秘密の花園」に行きました。(http://mimt.jp/redon/)

事前になんだっけ!ホラ!あの!花の絵の!って検索したのに恐竜しか出てこなくておかしいと思ったらラドンと勘違いしていた。違います。

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写り込みがすごくてよく見えない!

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ルドンについて全然詳しくないなりの絵の印象は「夢かわいい」
それくらいの感覚で見に行ったところ、言葉は悪いんですが独特の汚さがあり、夢かわいかったりちょっと悪夢のようだったり、不思議な良さがありました。

ルドンはカラーのイメージが強かったけど、黒鉛、木炭、エッチング作品もたくさんあり、白黒でも陰影の美しい作品が展示されています。

 

画集を自分で出版していたらしいですが、1冊目は25部、2冊目は80部しか作らなかったそうで、そんなのイベント開始後5分も持たないじゃん!!て勝手に悔しい思いをしてしまった…オタクだから…

実際もサロンの仲間などごく内輪に販売されてたというような記載がありました。
足りないよ!もっと作ろう?!(在庫を抱えて苦しむのはルドンなので無責任なことを言ってはいけない)

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このポスターにも使われていて、ルドン展トップページにも貼られている青い花瓶に飾られたお花の絵《グラン・ブーケ》は、前からこの三菱一号館美術館に所蔵されていましたね。

ドムシー男爵の城館の食堂に飾られてたそうですが、これが飾れる食堂ってどんな?ってくらいデカイ。

壁全体を覆うように飾られていたという絵の配置を一部再現を試みてる部屋があったりして、バラバラの大きさの絵がパズルのように組み合わせてあり見応えがあります。照明の関係と絵との距離で見えにくい部分もありましたが、絵は大体離れて見るもんだと思ってるので特に問題なし。


ちょっと残念なのは図録の色再現。どうしても絵画の図録は、特に淡い色の再現が難しいのかなという印象。

私は電子版を買うことにしますが、表紙の紙がデコボコしていていい質感〜!紙で欲しかったな!

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紙は2300円、電子版は2000円だそうです。(クーポンはこの時のものなので確認してください)
hontoで取り扱っています。(https://honto.jp/ebook/pd_28936333.html#‪)‬

とはいえ私も薄暗い美術館で見てるだけなので本物の色味がよくわからないんですけどね!

今回なぜかほかの展示より更に暗く感じて、
外の光を浴びると懲罰房から出てきた囚人のようになりました。加齢のせいかな。

グッズはスカーフ、エコバッグ、キーホルダー、マグネット、ハンカチ(かわいい)、ポストカード等

5/20(日)までなので興味がある方はお急ぎを!
月曜が休館日です。


お隣のカフェ《Café 1894》で提供しているタイアップメニューもめちゃくちゃかわいい!!
http://mimt.jp/redon/goods.html

こんなの何も知らずに出てきたらデカイ声で「ルドンの絵じゃん?!」て叫んじゃうくらいわかりやすくルドン色でかわいい。

お皿が鮮やかな青って目に華やかでいいですね。
私は時間がなくて寄りませんでしたがカフェは混んでることが多いので予約した方が安心かもだ!

こちらのタイアップメニューも展示に合わせて5/20(日)で終了だそうです。

食べたかった!通常メニューにしてほしいくらいだなあ〜。